糖質制限ダイエットはほどほどに

流行りの「糖質制限ダイエット」のメリット

いわゆる「メタボ検診」の腹囲測定で、今年の検査助手さんは、お腹の一番細い位置にメジャーを巻いてくれました♪ 自分も、服をまくり上げるときからお腹をキュッと引っ込めていましたーー何のための検診だかわかりませんね(汗)それでも若いときと比べて太りました。

あと、問題は脂質。知人の看護師さんによると、血液検査の値は過去1か月の食生活が出るのだそうです。やはりシニアに近くなると値が高くなります。値が高いと脳卒中や心臓疾患の元ですから、苦しみたくなければ改善ないといけません。

そこで有効なのが「ダイエット」。

手っ取り早いのは体重を減らすことですが、ただ減らせばいいというものではありません。中身が汚れたまま外側をピカピカに磨いても、真の意味できれいになったとは言えないのです。流行りの糖質ダイエットは、不必要に糖を摂取しないので、目に見えて体重が減ります。たぶん体内もキレイになるのだと思います。

ダイエット方法は今までいろいろと流行してきましたが、何と糖質制限は「空前のブーム」ともいえるほど流行しました。その理由は、炭水化物を抜くだけという手軽さがあり、しかも短期間で体重が目に見えるように減るからです。そのブームに乗るように、糖質オフとか糖質ゼロの食品や飲料も次々と登場し、”2016年度の市場は210億円、2019年度には400億円に拡大する” のだそうです(TPCマーケティングリサーチ調べ)。

炭水化物ヌキは痩せるけれど、デメリットもある

問題は、糖質がすべて悪いように思われて全く摂取しないケースが出ること。特に悪いと思われている炭水化物は、ゴハンや麺など、抜くのが簡単な食品なので、まったく白米を食べない人も周囲にいたりします。でも炭水化物も大事な栄養素の一つ。摂取量ゼロとか極端に低いと栄養が偏り、弊害が出ます。

糖質を制限すればエネルギーが減って痩せられるという仕組みは、極端に言えば「飢餓」の状態を作っているともいえる。松井輝明・帝京平成大教授(消化器病)によると、ダイエットの実践者からは「集中力がなくなった」「無気力になった」という報告が寄せられている。脳に糖分が行き届いていないからだ。便秘や肌荒れ、冷え性や生理不順という体調不良を訴えるケースも多い。

毎日新聞7月21日

脳が働かないということは、認知症と同じような状態になるのでしょうか。便秘は万病のもとと個人的に思っていますし、さらに肌荒れや冷えは中高年女性にとって大敵じゃないですか。

さらに、栄養のバランスを考えずに糖質を制限すると、食物繊維不足にもなるとのこと。同記事には、こんなことも書かれていました。

松井教授は「炭水化物が糖質と食物繊維の総称ということを知らず、糖質制限することで食物繊維の摂取量も減らしてしまっている」と分析する。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(15年版)では、1日あたりの摂取量の目標値を18歳以上の男性は20グラム以上、女性で18グラム以上としているが、どの世代も達していない。もともと不足しがちなのにさらに減ってしまうのだ。

毎日新聞7月21日

んー、食物繊維が便秘を解消してくれるのに、それが摂れないのは困ります。”「日本人の腸には炭水化物を好む細菌が多く潜んでおり、炭水化物を抜く過度な糖質制限は合っていない」と松井教授。「低糖質で高食物繊維の炭水化物を選ぶことで、正しく健康的な糖質制限ができるのでは」”。

低糖質で高食物繊維の炭水化物というと、キノコ、豆、サトイモなどでしょうか。あと、調理が面倒くさいけれど、麦などもありますね。

ライザップでも極端な糖質ダイエットはかえって不健康だと言っているし、確かな根拠をもって正しく行なわないと、身体を良くするためのダイエットが、害になるのですね。

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