中高年からは、メタボにご用心!

メタボって、なに?

40歳をすぎると特定健康診査、いわゆる「メタボ検診」が追加されます。簡単に言うと、メタボかどうかを調べて、疑いがあったりメタボだったりしたら改善を図りましょう、という検査です。これを受ける対象になって介護保険税を納めることになると、ああ中年になったのだな、と悲しくなります。

私も会社で受ける一般の健康診断にプラスして腹囲やBMIを測定され、さらに血液検査のいくつかの項目から測定された、特別な検査結果が余分に一枚ピラッと加えられました。

ここだけの話、生理が終わるまでは何の問題もなかったのです。骨密度もみっしりだったし。

ところが更年期に突入し中高年にどっぷり漬かったころから、ホットフラッシュといわれるイキナリ汗ダクダクが始まり、今まであり得なかった背中の贅肉が見え始めて。

極めつけは、メタボ検診後の「要精密検査」通知!!!!

私の場合はコレステロールの項目に異常がみられるとのこと。

かなーーーり恥ずかしいくてアレですが(汗)、昨年と今年の結果を並べてみます。

←昨年      ←今年

書式や検査項目が違うのは検査機関が異なるからなので、気にしないでください。

それよりもコレステロールとか中性脂肪とかを気にします。

今年は生まれて初めて発泡剤とバリウム+下剤を飲むという苦行を強いられましたーーというのはおいといて。

総コレステロールの値が高く、中性脂肪も増えた(T-T)

問題はLDLコレステロールが基準値を上回っていること。昨年までは一緒に働いていた看護師さんが、それくらい大丈夫よー、なんて言ってくれたのだけど、今年は看護師さんのいない職場なので一人で結果を噛みしめるしかない。

看護師さんやその他体験談によると、女性は生理が終わると下腹が出る、色々なものが垂れ下がる、骨が弱くなる、などあるらしい。まあ新しい細胞が生まれるのではなく、朽ちていくのが中高年だから・・・なので検診結果の数値が以前に比べて悪くなるのも中高年の特徴らしいし、みんなそうなのだから特に気にすることはないわよ、と笑われるのが常でした。

LDLコレステロールの値も「生理があがった中高年女性」は基準値より高いのが普通だそうで(じゃあ何のための基準値なのだろう?)、これだけ善玉コレステロール(HDL)があれば平気よ、と看護師さんは言います。

あと、総コレステロールも、検診前数日とかの食事によって値が変わるから気にすることない、と言われましたが、毎年基準値を超えている上に、やはり生理がなくなってからは毎回「要精密検査」と記されるので、気になってしかたない(気になる割には結果をシュレッダーしている)。

総コレステロール値が高いと何がいけないのか。精密検査をした方がいい、というくらいだから、悪いことがあるのだろうなーーというわけで、ちょっと調べてみました。

コレステロールは悪いものなの?

協会けんぽと某県衛生福祉協会の説明によると、

・総コレステロールはホルモンや細胞膜の材料になります。多すぎると動脈硬化を起こす原因になります。

・食物として吸収されたり、肝臓で作られる脂質成分です。多すぎると動脈硬化の原因となります。

とのこと。コレステロールが多すぎると体に悪いらしいが、多すぎなければ問題がないんですね。多いと悪くなるなら、ない方がいいんじゃないか? と思いますよね。なくてもいいものなのでしょうか、コレステロールって。

MSDマニュアル家庭版(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/)によると、コレステロールと中性脂肪は血液の中にある脂だそうです。

まずコレステロールは体内でつくらたり食ベものからも摂取できる、脳や神経の細胞に必要な成分。ビタミンDや、エストロゲンなどのホルモンを作るときにも使われるそうです。疲労回復にはビタミンDが有名ですね、例えばリポビタンDとか。エストロゲンといえば女性ホルモンじゃないですか、中年以降はどんどん減っていくという、あのホルモン。ということは、コレステロールが0だとワタシの体は動かないわけです(ちょっと大げさ)。

そして中性脂肪は、分解されて体の代謝過程に必要なエネルギーになるそうです。何が分解してくれるのかは知りませんが、このエネルギーがないとお肌の古い角質がポロポロとれていかない、ということですね。

そして先述のとおりコレステロールと中性脂肪は血液の中を流れていますが、脂なので水分の多い血液と一緒に血管をスイスイ流れることができない。だからタンパク質などと結びついて(分解して)粒子となって体内を運ばれていきます。その粒子というのが、血液検査で値を調べられるLDLコレステロールとHDLコレステロール(その他あるけれど、ここでは割愛)です。

なるほど。

じゃあ、どういうものをどれくらい食べれば、中性脂肪やコレステロールってバランスよくなるの? ということを調べてみました。

中性脂肪とコレステロールがバランスよくなるには

中性脂肪とかコレステロールなどの脂質が、血液という水分に乗って運ばれていくためには、濃度がバランスよくなれば良いそうです。

下水に多少のゴミがあっても流れるけれど、ヘドロがあったら滞りますね、あれみたいなモノでしょうか。ヘドロの成分は生物の死骸とか藻だとからしいですが、水中の微生物が分解してくれて、水に流れるように、つまり溜まらないようにしてくれています。ただ、あまりにも分解するものが多くて、微生物が少なすぎて、などが起こると溜まってしまいます。

つまりそれは血液中も同じことで、脂質というヘドロちっくなものをタンパク質が分解して水に流れやすいようにしてくれていますが、タンパク質が少なかったり、逆に脂質の方が多すぎると、ヘドロになるわけですねー。をを、納得!

では脂質とタンパク質のバランスが良いのはどういう状態か。

実は、それをメタボ検診で調べているわけです。

どういう数値を調べているかを簡単に記しておきます。

■メタボではない状態

腹囲 男性 85cm未満、女性 90cm未満
BMI 25未満
血圧 上 130mmHg未満、下 85mmHg未満
血糖 空腹時100mg/dl未満 or HbA1c 5.6%未満
脂質 中性脂肪 150mg/dl or HDLコレステロール 40mg/dl以上

※BMI=体重kg ÷ (身長m)2

この表の数値内にあればメタボではない=脂質異常でないので、つまりバランスがいいと言って良いのではないでしょうか。

糖がなぜ脂質異常に関係あるの? と疑問がわきました?

糖は身体のエネルギーになりますが、増えると分解したり身体に取り込んだりしてくれるインスリンが処理しきれなくなって、身体とか血管に溜まってくるのは脂質と同じですね。怖いのは合併症といわれる、糖尿病による網膜症や腎臓病などです。そして糖尿病は、脂質異常から悪化していくことが多いんですよー。

脂質や糖の値は、遺伝性のこともありますが、後天的には加齢やその他の病気、飲んでいる薬、生活習慣(飽和脂肪酸を多く含む食事、運動不足、過体重など)によって異常になることがあります。

でも年とったからって異常な人ばかりではないし、遺伝でもないのに若くて異常な人もいます。なので病気で苦しみたくなかったら、上記の値の範囲を維持することが大事なんですね。そして良い値を維持あるいは予防・改善するなら、年はどうしてもとっていくので、他の病気にならない(これも限度があるけれど)のはもちろんのこと、食事・運動・体重管理などの生活習慣をキレイにするのが良いってことがわかりました!

70歳でも”若い”と言われるいま、のびた寿命をずっと健康でいられるように、今から気をつけて生活しましょう!

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